ファッションに関するエッセイ

ファッションに関するエッセイと、その背後にある深い思考と分析

ロレックス「シードゥエラー」新モデル Ref.126603

ロレックス シードゥエラー」“究極の防水性能を持つ”ダイバーズウォッチに新モデル

ロレックス(ROLEX)は、究極の防水性能を備えたダイバーズウォッチ「シードゥエラー」より、新作として「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」のイエローロレゾールモデルを発売。

“深海を制する”ダイバーズウォッチのパイオニア「シードゥエラー」

「シードゥエラー」は、深海遠征用のツールとしてロレックスが開発した、究極の防水性能を備えたダイバーズウォッチ。1967年の初代モデルで水深2,000フィート(610m)という防水性能を備えたモデルを発表、1978年には「シードゥエラー4000」が水深4,000フィート(1,220m)防水性能を実現した。

1967年に特許を取得した“ヘリウム排出バルブ”を搭載
新作では、1978年モデルと同じ水深4,000フィート(1,220m)の防水性能を保証するオイスターケースを採用。「シードゥエラー」の名を知らしめた技術的な特徴として挙げられるのがヘリウム排出バルブだ。

深海ダイバーは、ヘリウムを含む特別な混合呼吸ガスで満たされた減圧室を利用する。この時に時計のケス内部に侵入したヘリウムの微小分子は、減圧過程で素早く排出されないと、ケース内部の圧力により時計が破損する危険性がある。

そこで、ロレックスは時計の防水性能を保持しながら、ヘリウムを自動的に排出する精巧なセーフティバルブを開発、1967年に特許を取得した。この発明によりシードウエラーの信頼性はさらに高まった。

ロレックスのアイコニックな“ロレゾール”モデル
ロレゾールは、ゴールドとスチールのコンビネーションからなるモデルのことで、1933年に登場して以来、ロレックスの特徴となっている。新作「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」では、ベゼル、リューズとブレスレットのセンターリンクに18ct イエローゴールド、ケースとブレスレットのサイドリンクにオイスタースチールを採用した。

鮮やかな色が持続するセラミック製ベゼルインサート
ベゼルには、60分目盛り入りのブラックセラミック製セラクロムベゼルインサートを備えた逆回転防止ベゼルを装備。このセラミック素材は、耐蝕性と耐傷性に優れているだけでなく、色も鮮やかで、紫外線の影響も受けにくいという利点尽くし。

さらにベゼルには縁に刻みを入れることで滑りにくく、ダイビンググローブを着用した手でも扱いやすいという実用性に長けた素材とディテールを盛り込んでいる。

実用性に優れるオイスターブレスレット
ブレスレットは、3列リンクのオイスターブレスレットを採用。また、セーフティキャッチ付オイスターロッククラスプは、クラスプが誤って開くことを防ぐ。さらに、工具を使わずにブレスレットの長さを約2mm単位で最大約20mmまで延長できるロレックス グライドロック エクステンションシステムも装備。ダイビングスーツの上からでも着用することができる。

新世代キャリバー3235を搭載
時計の心臓部は、ロレックスの完全自社開発・製造による新世代ムーブメント、キャリバー3235。ロレックスの技術の限りを尽くした精確性、パワーリザーブ、耐衝撃性と耐磁性、そして信頼性を備える、時計製造技術の最先端をいくキャリバーだ。また、特許取得のクロナジー エスケープメントにより、高いエネルギー効率化が可能となり、パワーリザーブは約70時間まで延長されている。

【詳細】
「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」Ref.126603
価格:1,530,000円+税
■主な仕様
ケース:オイスターケース(モノブロックミドルケース、スクリュー式裏蓋、リューズ)
ムーブメント:キャリバー3235、ロレックスによる完全自社製造、両方向自動巻パーペチュアルローター搭載の機械式ムーブメント
ダイアル:ブラック、グロス、サテン仕上げ、18ct イエローゴールドのアワーマーカー、視認性の高いクロマライト(ブルーの長時間継続のルミネッセンス)、18ct イエローゴールドの針、視認性の高いクロマライト(ブルーの長時間継続のルミネッセンス)
ブレスレット:オイスターブレスレット(3列リンク)、18ct イエローゴールドのセンターリンクはポリッシュ、オイスタースチールのサイドリンクはサテン、エッジはポリッシュ仕上げ、セーフティキャッチ付オイスターロッククラスプ、ロレックス グライドロック エクステンションシステム(約2mm単位で約20 mmまで延長可能)

日本【問い合わせ先】:ロレックス スーパーコピー


マルニ ムーン マーケットが阪急うめだ本店で開催

「マルニ」の次なる目的地は月! マルニ ムーン マーケットが阪急うめだ本店で開催

2019年6月19日(水)~25日(火)の期間、阪急うめだ本店3階<コトコトステージ31>にて開催される「マルニ ムーン マーケット(MARNI MOON MARKET)」。2019年4月にミラノサローネで発表された新コンセプトで、これまでの「マルニ マーケット」で表現されてきた燦燦と太陽の光が降り注ぐ雰囲気とはまた違う、“月”の世界にインスパイアされたクールな世界観が魅力だ。

店内の床やカウンターは、黄、青、紫の大胆なプリントに覆われ、宇宙飛行士のコロニーを思わせる什器も出現。

定番のピクニックバッグや、今年の春に登場して人気を博したハンモックバッグ、不動の人気を誇るストライプバッグといった人気バッグが、いつもよりレトロシックなカラーリングで登場。ピンク×ブラウンを基調としたストライプ柄のハンモックバッグは、阪急うめだ本店の限定カラー。


エルメスの「ボリード」は流行

エルメスの「ボリード」は流行に関係なく、一生付き合えるバッグ【大西真理子さんの最愛名品】

永遠に愛し続けるであろう個人的な最愛名品について、ラグジュアリーファッション誌『Precious』で活躍する7人のスタイリストに尋ねました。「名品は日常的に使ってこそ、その価値がある」全員が口をそろえたこの言葉に隠れる美の哲学、そして、絶えず変化する流行性と不易の本質を宿した、それぞれの名品の魅力に迫ります。第1回は、大西真理子さん編です。

Preciousスタイリストの個人的最愛名品 vol.1 大西真理子さん編
永遠に愛し続けるであろう個人的な最愛名品について、『Precious』でおなじみのスタイリストに尋ねました。

「名品は日常的に使ってこそ、その価値がある」全員が口をそろえたこの言葉に隠れる美の哲学、そして、絶えず変化する流行性と不易の本質を宿した、それぞれの名品の魅力に迫ります。

今回、個人的な最愛名品を紹介してくれるのは、スタイリストの大西真理子さんです。

「年齢を重ね変わり続けても、そのままつきあえるものが最愛名品」

30代半ばで手に入れたというエルメスの「ボリード」は、黒のグレインドカーフにイエローゴールド金具の定番コンビのもの。「繰り返される流行り廃りに関係なく、コンスタントに持ち続けられる。まさに時代を超えた価値と普遍性を備えたバッグです」
「どんな名品も進化し続けますし、私自身も変わり続けます」と語る大西さんの言葉は、「変わらないために変わり続ける」「変化こそ唯一の永遠」といった、名品の本質を表すような、これらの言葉に通じるものがあります。「時代や年齢、世間と私の中の流行廃りを超えて、それでもなお、惹かれるもの…それが私の最愛名品です」。

今回、大西さんが挙げたジラール・ペルゴの機械式時計とグッチの「ホースビット ローファー」はともに、もともとはメンズから派生したアイテム。ブルガリにしても、アイコニックな意匠は、メンズジュエリーにも用いられています。

「クラシックでマニッシュなデザインや機能美に魅力を感じる」という大西さんらしい名品は、根底で、大西さんのスタイルとも重なり合います

「30代半ばでエルメスの『ボリード』を手に入れましたが、今思うとこなれていなかった(笑)。名品自体の輝きは色褪せませんが、時を経るにつれて成熟していく自分に、徐々にしっくりとなじんできました。長い時間をかけて、そんなつきあい方ができるのも、名品ゆえの魅力ですね」

カジュアルをぐんと格上げしてくれる、知的でセクシーな長方形の機械式時計Girard-Perregauxの「ヴィンテージ 1945」

時計「ヴィンテージ 1945」¥2,310,000/自動巻き【ケースサイズ:縦33.30×横32.46mm】[ケース:ピンクゴールド、ストラップ:アリゲーター](ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)
自身では2本を所有し、誌面のスタイリングにも頻繁に登場させるほど、大西スタイルに欠かせないアイコンモデル。「緻密な設計によるしなやかなつけ心地も魅力」。


ディオールの2020年クルーズ コレクション

ディオールが、モロッコ・マラケシュでショーを開催【2020年クルーズ】

ディオール(Dior)の2020年クルーズ コレクションが、4月29日(現地時間)にモロッコ・マラケシュにある宮殿にて発表された。

ディオール ウィメンズ コレクションアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、アフリカ文化と創造性あふれる交流を結ぶことに関心を抱き、地中海やヨーロッパ、アフリカが出会う場所として、詩人、作家をはじめとする冒険家たちの憧れの地として知られ、創業者クリスチャン・ディオールに次ぐメゾンの最初の後継者であるイヴ・サンローランのゆかりの地でもあるモロッコ・マラケシュを会場に選定。

今回のコレクションは、共通の土台を持つことで、あらゆる違いを 乗り越え、思索と行動によって女性間の交流は具現化するという、フェミニストの哲学者、ナオミ・ザックの考えから、相互理解の基盤となる「コモン・グラウンド」 という思想をテーマにしている。

コレクションを象徴するアフリカン ワックスプリントは、コートジボワールにあるUniwaxの工場とのコラボレーション。メゾンの象徴でもある「トワル ドゥ ジュイ」や、様々な情景、ムッシュ ディオールが大切にし、マリア・グラツィアが再解釈したタロット モチーフなどが施されている。
サンドカラーやインディゴブルー、レッドオークルといったカラーパレットをベースに、生糸やシルクガーゼ、シャンタン素材を使用したコート、スーツ、プリーツスカート、パンツがコレクションを彩った。